上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。
オンラインプロレスで遊んだのは、1年程でした。(サービス終わっちゃたんだもん(*;ω;*)v ) 所属団体とは違う大手団体さんの興行に呼ばれて試合したり。 新興団体さんの手助けに呼ばれたり。 野良試合でガチな人を相手に必死にプロレスを作ろうとしたり・・。 「説得力をもって勝つ事」に自信をもてなかったり・・。 身近な人とでも、微妙なプロレスの方向性の違いがあって、それに悩んでしまったり・・。 拙いながらも、私のプロレスを評価してくれる人も居て、一度「~さん(←私)との試合じゃないと面白くない」なんて言い出してる人もいたんだよ、とか、そんな話をして貰った事もありました。 ↑嘘か本当かはわかんなーい♪ヽ(‘ ∇‘ )ノ 究極の目標は、方向性の合わない人とも、楽しい試合を作る事。 でもそれはあまりに壮大すぎる目標で、私の手には余り、結果として、苦労の絶えないゲームライフだった事も事実。 そんなこんなでサービス終了の時期まで喜怒哀楽すべて遊びつくした私。 最後の時に、自然と「これでもう選手としてプロレスをする事はないんだ‥‥」なんて思えば、まるで自分の大事な何かを喪失した時みたいな、物凄く寂しい虚無感がありました。 だって実際のレスラーさんの試合みて、「私だったらあそこでフォールに行かずにああする!」みたいな事を自然と考えるようになってたんです‥‥@w@ 仮想のリングだけれど、プロレスについて深~く考えるまでになっていた私は、プロレスラーになっていたんだな、なんて思ったのです。 いろいろあったけれど、ゲームなのに充実感もあったオンラインプロレスの一年間。 「2」がでたらまた遊ぼう。きっと出るよ! そんな風に仲間たちと別れ、現実の忙しさと戦う内に、遠い思い出になっていきました。 所属した団体PWLより、武藤社長、丸さん、みっちゃん、えでぃ&ちゃぼさん、ザンギさん、カズ木木さん、タカ東北さん、鉢さん、西村さん、getコバさん、Hさん、ベガさん、シンクロさん、ヴァーさん、他団体の皆、女子団体の皆、etcetc。(記載漏れあっても気にしないように!@w@v)この後、ゆっち、きよさん、ヤマモトさんとは奇跡の再会が!!(*‘ω‘*) そして2010年。 オンラインでプロレスラーとなる瞬間が、また近づいてきたのです。 WWE Smackdown vs Raw 2010 (PS3) あの頃の私をもう一度。 オンラインプロレスで愛用していたキャラクターを、エディットで再現して、再び復活のリングへ。 課題は山盛り。 一からの出直しです。 あ、でもまた技が少し大技多めになってるぅ・・。 オンに繋ぐ前までには整えておかなくちゃ!(*‘ω‘* )
スポンサーサイト
オンラインプロレスに芽吹いた「プロレスらしく!」の流れ。 いつしか「ガチ」部屋と「プロレス」部屋に分かれてコミュニティーが形成されていきました。 私が流れたプロレス側は大まかに2種類が存在し、それらは団体と云う形を作っていました。 超大雑把に説明すると日本式のプロレスとアメリカ式のプロレスです。 彼等は自分達でHPを造り、興行を行う等、プレイヤーが率先し、工夫して楽しんで、よりプロレスらしい試合を行っていました。(興行を組んで、試合を録画して配信してたりしたんですよ~♪) オンラインプロレスリングで、プロレスを楽しもう! そんな意識のあるレスラーの中でも、個々の方向性として、魅せ要素や勝負をどれほど重視するか等、様々な差異があり、それが軋轢を生んだりする事もありました。 本当のプロレス団体のように、分裂したり、消滅したり、インディー系が誕生したり。 本当に、凄いゲームだったと思います‥‥(*‘ω‘*) そんな中で私もレスラーとして試合をこなていくうちに、少しづつ変化していきました。 基本的に受け身なスタンスは今も変わらず。 最初は、自分をプロデュースしていた時期。 得意な必殺ムーブ。例えば、スパイダースープレックスからのムーンサルトプレス、と言ったように、フィニッシュへとつながる技の繋ぎを自然にした、一連の流れを練習して、試合で自分の攻撃番を貰ったら披露するのです。 そんな必殺ムーブをいくつも作り、それらを見せ場にしていくのです。 最初から大技を連打するような事はしていなくても、種類の違う派手な技を出す事を試合のメリハリにしていました。 ルチャの様な身軽な飛び技も、綺麗なジャーマンも、荒々しいパワーボムも、ラリアットも、有名なサブミッションもあれもこれも! 試合の全てがハイライト。 それでも最初は、まだまだゲーム未成熟期。そんな数々の派手な見せ場を洗練させて行く事で、「面白かった」等の言葉を頂く事もありました。 大技になればなる程、同じ技を何度も使うのは不細工、最初はそんな境地に辿り着いただけでも、十分に上達だったけれど、ハイライトプロレスは大きな欠点がありました。 私の「派手なムーブ魅せプロレス」はマンネリになっていってしまう事。 見た目のインパクトを求めた派手な技ばかりを寄せ集めたレスラー自身の魅力の薄さ。 『このムーブをいつ出そう』『次の攻撃番にはどのムーブを選ぼう』そんな順番やタイミングを測りながら、攻撃順をトスしあう部分では、対戦相手との調和をしてるけど、結局は対戦相手関係なく、自分のプロレスをしているだけな事。 そんな悩みを抱えて、スランプに!相手選手と、試合を造ることを楽しむゲームがきっと完成系! その為には、びんたされたらびんたで返して感情を技に乗せる。 相手の反則攻撃に、怒りアピールをしてから蹴りまくる。 相手が関節技主体でくるなら、こっちも持ち技の関節で対抗する。 相手のほうが強くて優勢な試合で終盤まで流れたら、まるめ込み技を使う。 その他イロイロ、様々な状況で応用できる技を身につけないといけなーい! 沢山の派手な魅せ技より『首投げをしてからの寝技』みたいな基本的な動作を装備する必要性に気付きました。 あれもこれも!だった大技も、本当に限られたお気に入りの二つ三つに減っていき、残ったのは状況に応じて様々に使えるような小技が多数を占めました。 いつの間にか、小柄なのに、こんなパワー技を持ってるのは変かも。持ち上げる系の投げ技を大柄な男子レスラー相手に出すなんて変かも。小さいから勝つにはキック技がいいかも、等々、技を選ぶのにリアリティを考えるようにもなっていました。 見てる人にも相手にも楽しんでもらえる試合をつくる。いい試合をする。 それを考えるようになった私は、いつしか本当のプロレスラーを疑似体験しているような気分になりました。(*‘ω‘*)
『これは微妙なゲーム買っちゃったかも!』 と思ったデビュー戦の後、それでも情熱を失わず、次の試合、また次の試合とこなしました。 出会う人は、今度は外見がちゃんと人間だった!で感動できるレベルから、いかにも強そうなプロレスラーだったり、コスチュームがとても凝っていたり、実在してもおかしくない感じのレスラー等、見て楽しめる個性がありました。 それでもやっぱり試合してみると、格闘ゲームと呼ぶにもフリーダムなボタン連打が‥‥。 おもちゃ箱をひっくり返したような自由な空気の楽しさを求めるならOK?? コスチュームをお色直ししたり、入場シーン変えてみたりと、まだまだモチベーションの続く内に、運命の出会いがありました。「プロレスらしく!」 そんな募集があって、そのニュアンスに魅かれるようにお部屋に入りました。 対戦相手のマイレスラーは、実在系の男子レスラーでした。 実際にいるプロレスラーを模して作っていて、試合の仕方を模倣して楽しむタイプの「オンラインレスラー」さんだったのです。 猛然とダッシュしてパンチを振るってくる事はなく、じりじりと間合いをはかってのスタートから、ボディスラムの様な痛め技を出し、だんだん技も派手になり、必殺技でフィニッシュ! そんな流れの試合をしました。 「楽しかったです」 そんな言葉を頂いて、運命の1戦は終了しました。 それから程なく「プロレスらしく!」部屋が立ち並ぶようになりました。 私はそこで様々なオンラインレスラー達と出会っていく事になるのでぇす!ヽ(‘ ∇‘ )ノ
最初に、私の分身になってくれる、プロレスラーを作りました。 立派なオンラインプロレスラーになるため、すっごく重要な下積み。 私なりに、女子レスラーとしてカッコイイビジュアルを苦心して考えました。 宝塚通の、男性的カッコよさを持った女子選手じゃない、女らしいカッコよさを持った選手! 顔の造りから、体系、コスチュームまで、作ってはオフラインで試合して確認、修正。 様々な操作ボタンに対し、豊富な技の中から、好きなものを選んで当てはめていきます。 見た目が派手。 凄く強そうな技。 必殺技はどれにするか。 素敵な技が多くて目移りし、あれもこれも・・・と悩むのです。 何度かオフラインで試合をこなして、操作を覚え、オンラインの舞台へ。 ロビーには挨拶もそこそこに、対戦相手の募集が飛び交っていたと思います。 用意された部屋にいけば、そこには対戦さんがお待ちになっている訳です。 「よろしくおねがいしますw」 って、今なら文末についた「w」に多少不安になれる感じのご挨拶を頂いて試合開始。 現れたレスラーは、両腕が地に付くくらい長い人でした。Σ(@w@; そのお方はめちゃくちゃンボタンを連打し、突撃を仕掛けてきます。 ダウンしても起き上がりパンチを振り回して立ち上がり、とにかく攻撃ボタンを押す事で貯まる「必殺技ゲージ」をチャージしていきます。そして、彼の必殺技が発動し・・・唖然の内に試合は終わりました。 私が過去に遊んだ事のあるプロレスゲームは、序盤から大技を狙うと成功しにくいとか、技を連打するとスタミナが切れちゃうから、ペース配分を考えて・・・なんて、戦いが試合に近づく為にシステム的に管理された部分があったけれど、このゲームにはそれがまったくなかったのでーす! エディットも自由だから、返されにくい技、威力の大きい技ばかりを装備する事も可能。 体格も自由だから、手足を長くしてパンチやキックの射程を広くする事も可能。 『これはちょっと面白くないかも・・』なんて思ってしまう訳だけど、そんな対戦ゲームとしては破格な程におおらかなこのゲームだからこそ、そしてこれがプロレスゲームだからこその、素敵な出会いが私を待っていました。(*‘ω‘*) v
それは今より6年前、西暦2004年。 ユークスより『オンラインプロレスリング』と云う稀有なPS2ソフトが発売されました。 名前の通り、オンラインでプロレスをしちゃいましょう!ってゲームなのですけれど、これが凄かったのです・・。 自分のプロレスラーを作り、ネットに繋ぎ、ロビーでチャットしながら対戦相手を見つけて試合をする。 物凄くマニアックな趣旨のゲームだから、きっと皆が皆、凄いプロレスマニアなんでしょう。 そう思うとコントローラーを持つ手が震えました。 何故って、私はエディットに魅かれて迷い込んでいただけで、プロレスゲームで遊ぶのは2度目くらいのビギナー。 勿論プロレスも見た事あったし、好きな試合とか、好きなレスラーもいるし、まったくのド素人ではないけれど、『お前はプロレスをわかっていない!』 なーんてお叱りを受ける覚悟での参戦だったのです。 そして『私』のデビュー戦。 そこにはトンデモナイ出来事が待ち構えていたのです。